地震計とは、文字どおり地震による振動を記録する計測器であり、気象庁では各地に設置された地震計の情報を集積し、発震時刻と震源地を決定のうえ地震規模の算出や津波発生の予測をしています。
また、地震計は単に地震の観測目的だけでなく、列車の運行制御、ガス配管の安全管理、道路橋梁の安全管理、身近なところではエレベータの緊急停止など、日常生活の安全確保にも役立っています。
地震計の中には、道路や鉄道などの生活振動を避けるために、地中深く(数十~数百m)の観測井に設置するタイプの地震計があります。 この観測井の設置ボーリングでは、ボーシング孔の鉛直性と深度の正確性が求められ、高度の施工技術が要求されます。
弊社は、これまで地震計設置のため、日本全国あらゆる場所でボーリングを行い、地震データの収集に貢献しています。